■ 目次
第一章 植物特許とはなにか――その意味と論点
1. 植物特許とは
2. 植物新品種を保護する理由
3. 植物特許を概念分けする実益
4. 何故議論が起きたのか
5. 現代的意義
第二章 わが国における保護体制
1. 特許法による保護
2. 種苗法による保護
第三章 外国における植物新品種の保護の実態
1. アメリカ
2. ヨーロッパ諸国
第四章 特許権と植物新品種
1. 遺伝子特許と植物新品種
2. 育種増殖方法の特許と植物新品種
第五章 両制度による保護の比較と問題点
1. 権利の脆弱制
2. 農家の自家採種
3. 保護対象の限定
4. イミテーション品種
5. 手続上のデメリット
第六章 改善多項制の活用による新品種の保護の強化
1. 増殖権について
2. 収穫物
第七章 種苗法改正の動き
第八章 特許庁審査基準改正の動き
第九章 権利の取得方法
1. 特許法の場合
2. 種苗法の場合
第十章 植物特許のあり方
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